9月22日(金)に三芳農村環境改善センター大会議室にて、第3回子ども達の今と未来を考える勉強会を行いました。第3回目となる今回は「グループホームって何だろう?~知的障がい者の住まいと暮らしを考える~」をテーマに、中核地域生活支援センター 障害者グループホーム等支援ワーカーの街風直人さん、鈴木美絵さん、ひなたホームズのサービス管理責任者の佐々木裕介さん、お子さんがグループホームを利用している渡辺さんに講師をお願いしました。
ひだまりの街風さん、鈴木さんにはグループホーム等支援ワーカーの役割や安房地域のグループホームの現状を、佐々木さんにはひなたホームズでの生活についての実践報告を、渡辺さんにはお子さんがグループホームで生活をするようになった背景や親としての想いをそれぞれお話しいただきました。
会場にはスタッフ合わせて30名の参加があり、質疑応答でも次々と熱心な質問が続き、それに対して講師の方々の温かなまなざしがにじむ回答があり、内容をさらに深めてくれました。
私たち親にとって、我が子のグループホーム入居というテーマは、自分たちが子離れできるのかという課題そのものであり、冷静ではいられなくなってしまうのですが、この人たち(講師の先生方のような人たち)になら我が子の住まいと暮らしを託すことができるかもしれないと思わせてくれる勉強会でした。
我が子と支援者を信じ、巣立ちを心穏やかに見送れる日が来るように、日々の暮らしにおいて子どもの意思の尊重すなわち人格の尊重を肝に銘じていきたいと思いました。
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