出張親子遊びと座談会の報告
- まっちゃん
- 2018年10月16日
- 読了時間: 3分
9月28日丸山の「子育て支援センターほのぼの」にて出張親子遊びと座談会を開催しました!
今回もたくさんの親子のみなさんにご参加いただきました♪

親子遊びはいつもの風船遊びから!
まっちゃんも久しぶりの親子遊びのリードで若干緊張していましたが、なんのことはない、子ども達は風船を膨らませるなり大はしゃぎ☆
私も一気にリラックスして一緒に遊びました〜〜。

みんな大好きバルーン遊びはお母さん達も大活躍

波打ったバルーンの上に風船をのせたり、子ども達上にのったり下に入ったりと楽しみました。しかし、みんなよく走る・・・

大きく上下させるのはタイミングが難しいですが、こちらも息がピッタリ♪
最後は恒例のバルーン飛ばしでfinish! 今回も私たちが楽しみました(笑)
後半はお話会。今回はたからネームげんちゃんの単独ライブ!

2人の発達障がいのお子さんをもつげんちゃん。上は4年生の女の子Nちゃん、下は1年生の男の子Tくん。NちゃんとTくんは一般の小学校の支援級に在籍しています。Tくんははじめての場所などにすぐになじめない繊細なおこさんですが、1年生にあがってから今まで割と順調に学校生活に乗っていました。しかし、最近「学校に行きたくない!」と言いはじめたといいます・・・
Nちゃんの小さい時からの変化のお話も含めて、げんちゃんが、NちゃんとTくんにどのように寄り添ってきたのか、Nちゃんはどんな風に変化したのか、そして、なぜTくんが学校に行きたくないと言い始めたのかという事をお話してくれました。特にTくんについては学校に行けていたことで自分も安心してしまい、Tくんの本当の気持ちから意識がそれてしまったのではないかということや、Tくんがすごく我慢していた事が分かってよかった事などをみんなに伝えてくれました。
げんちゃんは、「今言ってくれてよかった。我慢させたまま大きくなってしまったら、どうなるか。大きくなってから爆発したのでは太刀打ちできない」とTくんの反応を肯定的に受け止めていました。
それから、学校で目にする支援級やグレーゾーンのお子さんへの先生の対応についても話してくれました。発達障がいのお子さんは、小さいうちは気分や行動を切り替える事が難しいです。それにはその子なりの理由があり、本当はそこに寄り添ってその子の事を考えて欲しい。それに対して、授業の時間の都合もありますが、なかば強引にその子を引きずるようにして連れて行く先生をみて切なくなるという話しをしてくれました。(もちろんすべての先生がそうではないわけですが)

お話が終わってからのグループトークでは、参加してくれたママの中にもご自分のお子さんも気になる特性があり、お友達との関係や先生とのやり取りに苦労した経験を涙ながらに語ってくださる方や、保育士として勤務されているママもいて、「こういうお話を聞く機会を意識的にもたないと、自分の保育に疑問をもつ事も出来なくなってしまう」と言ってくれました。
子供の敏感な感覚についても話しが広がり、この子はいったい何をどんな風に感じているんだろう?という事を想像することが大切だね、という話にもなりました。
いままでも行ってきた親子遊びですが、今回もとてもお互いに共感でき、本音で語り合う事ができたと思うと同時に、やっぱりたからばこの原点として大切な活動だと感じました。
お話しするときに私たちはただ寄り添うだけですが、こちらに何かすごく知識があって、アドバイスをするとかいう事よりも、むしろ自分たちが素直に語る事でみなさんにも安心して語ってもらうということの方がとても大事だと痛感しました。
最近ではやや下火だったこの活動ですが、もっと各地で呼ばれるように私たちも啓蒙していきたい、と感じる事ができた親子遊びと座談会でした。
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