2月25日(日)に中核地域生活支援センターひだまりと児童デイセンターこすもす、NPO法人たからばこの三者共催で子育て講演会を開催しました。
講師は川崎市の社会福祉法人あおぞら共生会副理事長の明石洋子さん。自閉症のご長男を川崎市の公務員に育てあげ、昨年は初めて親子で糸賀一雄賞を受賞された方です。1年中全国を講演で飛びまわってらっしゃる超多忙な明石さんが安房に来てくれました。
テーマは『笑顔で街に暮らす~ありのままの子育て・自立への子育て』で、子育て中の様々な困難をチャンスと捉え、理解者の輪を広げ、本人の自己決定を尊重しながら道なき道を歩んできたという話に参加者が頷きながら熱心に聴き入っていました。
アンケートでは、「子どもの思いを尊重し、共に笑顔で過ごすためのヒントを学びました。得意なことを見つけてそこをのばし、親も生き生きと生活することが大事と感じました。」「障害をありのままに認め、我が子の思いを育て、自立を助けることの大切さ。健常者の子育てをしている自分にも心に響き、今後の子育てに生かしていきたいです。」「自閉症の方がここまで成長されたこと信じられない驚きでした。」などの感想が聞かれました。
明石先生、遠いところをいらして下さり、安房にたくさんの希望の種を蒔いていただき、ありがとうございました!